○小松島市消防吏員服制規則
平成13年12月27日
規則第17号
小松島市消防吏員服制規則(昭和42年小松島市規則第5号)の全部を改正する。
(趣旨)
第1条 消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づく小松島市消防吏員(以下「消防吏員」という。)の服制は,この規則の定めるところによる。
(服制)
第2条 消防吏員の服制は,別表のとおりとする。
第3条 制服の着用期間は,次の区分による。
(1) 冬服 10月1日から翌年の5月31日まで
(2) 夏服 6月1日から9月30日まで
2 第1項の規定にかかわらず,消防長が必要と認めた場合においては,着用期間を伸縮することができる。
附則
1 この規則は,平成14年4月1日から施行する。
2 この規則施行の際,現に小松島市消防吏員服制規則(昭和42年小松島市規則第5号)で定めている服制は,当分の間,これを用いることができるものとする。
附則(平成21年規則第25号)
この規則は,平成21年9月1日から施行する。
附則(平成30年規則第28号)
この規則は,平成30年8月1日から施行する。
附則(令和3年規則第42号)
この規則は,公布の日から施行する。
附則(令和4年規則第56号)
この規則は,公布の日から施行する。
別表(第2条関係)
冬帽 | 色及び地質 | 濃紺色の毛織物又は合成繊維の織物 | ||||
製式 | 男性 | 円形とし,前ひさし及びあごひもは,黒色とする。あごひもの両端は,帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 形状は,図のとおりとする。 | ||||
女性 | 円形つば型とし,帽の回りに濃紺色又はその類似色のリボンを巻くものとする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
き章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は,濃紺色とする。 形状及び寸法は,図のとおりとする。 | |||||
周章 | 男性 | 帽の腰回りには,黒色のなな子織を巻き,消防司令以上の場合には,じゃ腹組金色線及びじゃ腹組黒色線を,消防司令補の場合には,じゃ腹組黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は,図のとおりとする。 | ||||
夏帽 | 色及び地質 | 紺色の合成繊維の織物 | ||||
製式 | 男性 | 円形とし,前ひさし及びあごひもは,紺色又はその類似色とする。あごひもの両端は,帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。天井の両側にはと目を付け,通風口とする。 腰は,藤づるあみとし,すべり革には,所要の通風口を付ける。 天井の内側には,汚損よけを付ける。形状は,冬帽と同様とする。 | ||||
女性 | 冬帽と同様とする。 | |||||
き章 | 冬帽と同様とする。 ただし,台地は紺色とする。 | |||||
周章 | 男性 | 帽の腰回りに,紺色又はその類似色のなな子織を巻き,消防司令以上の場合には,じゃ腹組金色線及びじゃ腹組紺色線を,消防司令補の場合には,じゃ腹組紺色線を巻くものとする。 形状及び寸法は,冬帽と同様とする。 | ||||
略帽 | 色 | 濃紺色 | ||||
製式 | 前ひさし及びあごひもは,濃紺色とする。 あごひもの両端は,帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 形状及び寸法は,図のとおりとする。 | |||||
き章 | 銀色金属製消防章とする。 台地は濃紺色とする。 形状及び寸法は,図のとおりとする。 | |||||
防火帽 | 保安帽 | 色及び地質 | 銀色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質 | |||
製式 | かぶと型とし,内部に頭部への衝撃を防ぐ装置を付ける。 前後部にひさしを付け,あごひもは,合成繊維とする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
き章 | シール製消防章とする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
周章 | 帽の腰回りに1条ないし3条の白色又は赤色の反射線を付ける。 寸法は,図のとおりとする。 | |||||
しころ | 色及び地質 | オレンジ色又は濃紺色の耐熱性防水布 | ||||
製式 | 取り付け金具により保安帽に付着させるものとし,前面は,両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
アポロキャップ | 色及び地質 | 濃紺色の合成繊維の織物 | ||||
製式 | 前ひさしは,地質と同じものとし,金色で刺しゅうをする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
ヘルメット | 色及び地質 | 白色FRP製 | ||||
製式 | 内部に頭部への衝撃を防ぐ装置を付ける。あごひもは,合成繊維する。 | |||||
き章 | シール製消防章とする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
周章 | 帽の腰回りに1条ないし3条の赤色の反射線を付ける。 | |||||
冬制服 | 上衣 | 色及び地質 | 冬帽と同様とする。 | |||
製式 | 前面 | 男性 | 折りえりとする。 胸部は二重とし,消防章を付けた金色金属製ボタン各3個を2行に付ける。 形状は,図のとおりとする。 | |||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは,男性と同様とする。 | |||||
階級章 | 黒色の台地とし,上下両縁に金色刺しゅう状を施し,中央に平織金色線及び銀色消防章を付ける。階級章は,右胸部に付ける。 ただし,消防長の職にある者は,これを付けないことができる。 形状及び寸法は,図のとおりとする。 | |||||
消防長章 | 銀色の台地とし,金色線3条及び黒色線2条を配し,中央に,いぶし銀色の桜葉及び銀磨きの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は,階級章の上部に付ける。 形状及び寸法は,図のとおりとする。 | |||||
そで章 | 黒色しま織線1条に消防司令補以上はじゃ腹組金色線1条を,消防士長はじゃ腹組銀色線1条を表半面にまとい,その下部に消防司令以上の場合には,金色金属製消防章を付ける。 形状及び寸法は,図のとおりとする。 | |||||
えり章 | 左えりに,市を表徴するバッジ1個を付ける。 | |||||
ズボン | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
スカート | 色及び地質 | 女性 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 女性 | スカート又はキュロットスカートとする。 形状は,図のとおりとする。 | ||||
夏制服 | 上衣 | 色及び地質 | 淡青色の合成繊維の織物 | |||
製式 | 前面 | 男性 | シャツカラーの長そで又は半そでとする。 淡青色又はその類似色のボタンを1行に付ける。 形状は,図のとおりとする。 | |||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは,男性と同様とする。 | |||||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み,えり側を淡青色又はその類似色のボタン1個で留める。 | |||||
ズボン | 色及び地質 | 夏帽と同様とする。 | ||||
製式 | 冬服ズボンと同様とする。 | |||||
スカート | 色及び地質 | 女性 | 夏帽と同様とする。 | |||
製式 | 女性 | 冬服スカートと同様とする。 | ||||
制服ワッペン | 制服上衣の左上腕部に付ける。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
活動服(冬用・夏用) | 上衣 | 色及び地質 | 濃紺色の合成繊維又は綿混紡の織物とし,えり,肩及び背面上部にオレンジ色を配する。 | |||
製式 | 長そでとし,背面上部に「徳島県 小松島市消防本部 KOMATSUSHIMA CITY FIRE DEPT.」と紺色で表示する。夏用については,薄い生地のものとする。 胸部左のポケット上部上段に,「小松島市消防本部」下段には個人名をオレンジ色糸で刺しゅうする。 用途に応じ,通気性,難燃性,強度,帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
ズボン | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとする。 用途に応じ,通気性,難燃性,強度,帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
防火衣 | 色及び地質 | 防火帽しころと同様とする。 | ||||
製式 | 上下式とする。 消防活動に必要な機能性,安全を確保するための防護性能及び強度を有するものとする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
救急服(冬用・夏用) | 上衣 | 色及び地質 | 灰色の合成繊維又は綿混紡の織物とし,えり,肩及び背面上部に紺色を配する。 | |||
製式 | 長そでとし,背面上部に「徳島県 小松島市消防本部 KOMATSUSHIMA CITY FIRE DEPT.」と白色で表示する。夏用については,薄い生地のものとする。 胸部左のポケット上部上段に,「小松島市消防本部」下段には個人名を紺色糸で刺しゅうする。 用途に応じ,通気性,難燃性,強度,帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
ズボン | 色及び地質 | 濃灰色の合成繊維又は綿混紡の織物とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとする。 用途に応じ,通気性,難燃性,強度,帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は図のとおりとする。 | |||||
救助服 | 上衣 | 色及び地質 | オレンジ色で難燃性のものとする。 | |||
製式 | カッターえりの長そでとし,背面上部上段に「TOKUSHIMA」,中段に「小松島市消防」,下段に「KOMATSUSHIMA RESCUE」と黒色で表示をし,胸部左ポケット上部上段に「小松島市消防救助隊」下段には個人名を黒色で刺しゅうする。 左上腕部に救助隊名を表示したワッペンを付け,胸部左右に各1個のポケットを付ける。 形状は,図のとおりとし,図中二重斜線の部分は,当て地とする。 | |||||
ズボン | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとし,両ももの外側に各1個のポケットを付ける。 形状は,図のとおりとし,図中二重斜線の部分は,当て地とする。 | |||||
救助隊ワッペン | 救助服上衣の左上腕部に付ける。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
外とう | 色及び地質 | 濃紺色の合成繊維の織物又は混紡繊維の織物。 | ||||
製式 | 男性 | 折りえりとする。 胸部は二重として,消防章を付けた金色ボタンを2行に付け,胴にはバンドを付ける。 後面はすそを裂くものとする。 えり部に頭きんどめの黒色ボタンを付け,頭きんに鼻おおい1個及び黒色ボタンを付ける。そで章は,冬制服上衣そで章と同様とする。 形状は,図のとおりとする。 | ||||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは,男性と同様とする。 | |||||
ブルゾン | 色及び地質 | 紺色で,表地はポリエステル,裏地はフリースとする。 | ||||
製式 | ファスナー式とし,胸部左上部上段に「小松島市消防本部 KOMATSUSHIMA FIRE DEPT.」,下段に個人名を表示したワッペンを付け,左上腕部に消防本部を表示したワッペンを付ける。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
雨衣 | 上衣 | 色及び地質 | 黄色又はオレンジ色の防水布 | |||
製式 | フードを備えるものとし,背面上部に「徳島県 小松島市消防本部 KOMATSUSHIMA CITY FIRE DEPT.」と黒色又は灰色で表示する。 ファスナー式とし,そでは,長そでとする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
ズボン | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
冬ネクタイ | 男性 | 黒色又は濃紺色の織物 | ||||
女性 | エンジ色の織物 | |||||
ワイシャツ | 白 | |||||
手袋 | 礼式用 | 白色の織物 | ||||
救助用 | 革製 | |||||
防火用 | 耐熱性及び耐切創性を有するものとする。 | |||||
バンド | 制服用 | 黒色の合成繊維とし,前金具は銀色,中央に消防章を付ける。 形状は,図のとおりとする。 | ||||
活動服用 | 活動服と同色で合成繊維とし,前金具は,留め金具とする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
救急服用 | 濃紺色の合成繊維とし,前金具は,留め金具とする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
救助服用 | 黒色の合成繊維とし,幅広で,前金具は,留め金具とする。 形状は,図のとおりとする。 | |||||
靴 | 黒色の短靴又は半長靴とする。ただし,防火用は,黒色のゴム製長靴又は革長靴(踏抜き防止鋼板を挿入する。),救助用は,黒色の編上式半長靴とする。 | |||||
冬バッグ | 女性 | 黒色の革製又は合成革製のショルダー型とする。 | ||||
夏バッグ | 女性 | 白色の革製又は合成革製のショルダー型とする。 | ||||
消防手帳 | 表紙は,黒色の革製又はこれに類似するものとする。中央上部に消防章を,その下に消防本部名を,それぞれ金色で表示し,背部に鉛筆差しを設け,その下端に長さ45センチメートルの黒色ひもを付け,表紙内側には,名刺入れを付ける。用紙は,恒久用紙と記載用紙とに分け,いずれも差し換え式とし,その枚数は,恒久用紙10枚,記載用紙80枚とする。 形状及び寸法は,図のとおりとする。 |
備考
1 略帽については,アポロキャップをもって,これに代えることができる。
2 冬帽若しくは冬制服又は夏帽若しくは夏制服についてその一部にオレンジ色を配し,又は冬制服若しくは夏制服と併せて用いるワッペン,ネクタイ等についてオレンジ色を基調としたものとすること等により,冬制服,夏制服等の一部にオレンジ色を配するものとする。
3 冬制服及び夏制服に併せて,必要に応じ,ベストを着用することができる。
4 夏制服のえりについては,開きん(小開き式)をもって,シャツカラーに代えることができる。
5 活動服については,ファスナーをもって,ボタンに代えることができる。
6 外とうについては,ブルゾンをもって,これに代えることができる。
7 消防手帳については,消防章,消防本部名及び図消防手帳の部中恒久用紙に表示された事項を表示したカードをもって,これに代えることができる。
8 形状に関する図で示しているポケット,ボタンの数及び位置については,図と異なるものとすることができる。
図(数字は,寸法を示し,その単位は,ミリメートルとする。)
冬(夏)帽 | ||||||||||||
男性 | 女性 | |||||||||||
消防章 | き章 | あごひも留め消防章 | ||||||||||
周章 | ||||||||||||
消防司令長 | 消防司令 | |||||||||||
消防司令補 | 消防士長 消防副士長 消防士 | |||||||||||
略帽 | ||||||||||||
あごひも | ||||||||||||
き章 | あごひも留め消防章 | |||||||||||
防火帽 | ||||||||||||
前面 | 後面 | シール製消防章 | ||||||||||
しころ | ||||||||||||
保安帽に付ける階級章 | ||||||||||||
アポロキャップ | ||||||||||||
前面 | 前面刺しゅう | 庇刺しゅう | ||||||||||
ヘルメット | ||||||||||||
前面 | 後面 | シール製消防章 | ||||||||||
階級章 | ||||||||||||
消防司令長 | 消防司令 | 消防司令補 | 消防士長 | 消防副士長 | 消防士 | |||||||
消防長章 | ||||||||||||
上衣・外とうそで章 | ||||||||||||
消防司令長 | 消防司令 | 消防司令補 | 消防士長 | 消防副士長 消防士 | ||||||||
冬制服 | ||||||||||||
上衣 | ボタン | |||||||||||
後面 | 前面 | |||||||||||
ズボン | スカート | キュロットスカート | ||||||||||
夏制服 | ||||||||||||
後面 | 前面 | 制服袖刺しゅうワッペン | ||||||||||
活動服(冬用・夏用) | ||||||||||||
ズボン | 後面 | 前面 | ||||||||||
防火衣 | ||||||||||||
ズボン | 後面 | 前面 | ||||||||||
救急服(冬用・夏用) | ||||||||||||
ズボン | 後面 | 前面 | ||||||||||
救助服 | ||||||||||||
ズボン | 後面 | 前面 | ||||||||||
救助隊ワッペン | ||||||||||||
外とう | ||||||||||||
後面 | 前面 | |||||||||||
ブルゾン | ||||||||||||
後面 | 袖刺しゅうワッペン | |||||||||||
前面 | 胸刺しゅう ワッペン | |||||||||||
雨衣 | ||||||||||||
ズボン | 後面 | 前面 | ||||||||||
バンド | ||||||||||||
制服用 | 活動服用(濃紺色) 救急服用(濃紺色) 救助服用(黒色) | |||||||||||
消防手帳 | ||||||||||||
恒久用紙 | 表紙 | |||||||||||