○小松島市減債基金条例

平成元年9月30日

条例第29号

(設置)

第1条 市債の償還及び適正な管理に必要な財源を確保し,将来にわたる財政の健全な運営に資するため,小松島市減債基金(以下「基金」という。)を設置する。

(積立額)

第2条 基金として積み立てる額は,予算で定める額とする。

(管理)

第3条 基金に属する現金は,金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。

2 基金に属する現金は,必要に応じ最も確実かつ有利な有価証券に代えることができる。

(運用益金の処理)

第4条 基金の運用から生ずる収益は,一般会計歳入歳出予算に計上して,この基金に編入するものとする。

(繰替運用)

第5条 市長は,財政上必要があると認めるときは,確実な繰戻しの方法,期間及び利率を定めて,基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができる。

(処分)

第6条 基金は,次に掲げる場合に限り,処分することができる。

(1) 経済事情の急激な変動等により財源が著しく不足する場合において行う市債の償還の財源に充てるとき。

(2) 当該年度の市債の償還額が他の年度の償還額に比較して著しく多額となる場合において行う市債の償還の財源に充てるとき。

(3) 償還期限を繰り上げて行う市債の償還の財源に充てるとき。

(4) 市債のうち財源対策のため発行を許可されたものの償還の財源に充てるとき。

(委任)

第7条 この条例に定めるもののほか,基金の管理に関し必要な事項は,市長が別に定める。

この条例は,公布の日から施行する。

小松島市減債基金条例

平成元年9月30日 条例第29号

(平成元年9月30日施行)

体系情報
第6編 務/第5章
沿革情報
平成元年9月30日 条例第29号